スマートシティ加賀の取り組みについて
石川県加賀市は、かつての加賀百万石の支藩である大聖寺十万石の歴史があり、3つの温泉地を有する観光地ですが、人口は年々減少し続けて現在、約6万5千人の小さな地方自治体です。
2014年に消滅可能性都市のひとつとして指摘を受けたことで危機意識を持ち、それ以来、先端技術導入と人材育成を成長戦略の2本柱としてスマートシティ化を進めてきました。今年9月に、初の最高デジタル責任者(CDO)が就任し、DXの全体指揮を執って加速推進しています。
全国トップクラスのマイナンバーカード普及や独自の高精度3Dマップなどのデジタルインフラを整備して、多様な事業活動の創出および産業の集積を目指しています。本講演では、加賀市が取り組んでいる活動事例をいくつかご紹介します。